現代人の「腸ストレス」は、急激に増加していることがおわかりいただけたと思いますが、食事を中心とした方法で腸をリセットする方法を紹介します。
頑固な便秘も徹底して食事療法に取り組めば腸は、きれいになり、快便になります。具体的には、乳酸菌製剤、食物繊維など、腸の善玉菌を活性化させる食材や腸のぜん動運動をよくする食品がキーワードになります。
食事療法は、長く続けることが大切になるので、がんばりすぎないこともとても大切です。

起床したら水やミネラルウォーターを飲む(朝のリズムを整える)

朝、目覚めた時にすぐにコップ1杯の冷たい水を飲むことは便秘解消法として聞いたことのある方法だと思います。
まだ、何も食べ物が入っていない状態で胃の中に冷たい水が入ることで胃が刺激されて、大腸にぜん動運動を起こすように信号を送っているのです。
冷たい水には脳へのスイッチを入れる効果もあり「目覚めよ」という信号も送っているのです。
実際、大腸は冷たい水にとても敏感に反応します。便を軟らかくするためにも水は欠かせません。飲み物や食べ物から摂取した水の一部は大腸に到達し、便に吸収されます。便秘や停滞便の人は、朝に限らず意識的に水分摂取を行うようにします。
水分の摂取量の適量は、1.5L~2L程度ですが、少し多いように感じるかもしれませんが、飲んだ水のすべてが大腸に届くわけではありません。1日1L程度飲んでも大腸に到達するのは、100ml以下です。大腸に届いた水分は、体内に再吸収されることから、便の中に残るのは、それ以下になります。
夏などは、発汗によりさらに減少します。
起床したら、水道水、ミネラルウォーターのどちらでもかまわないのでまずはコップ1杯の水を飲みましょう。
おすすめは、桜島 活泉水です。活泉水は軟水で口当たりもよくとてもマイルドでおいしいです。

食物繊維(昼のリズムを整える)

腸のために食物繊維が欠かせないのは、誰もが周知のことです。食物繊維というのは、人間の体に吸収・消化されない成分です。その意味では、ビタミンやたんぱく質など、他の栄養成分のように消化・吸収される食品とは性質が異なります。
腸を元気にするための食物繊維ですが、大事なポイントは、摂取する時間です。食物繊維は便をかさを増やす働きの一方で、消化に時間を要するので、朝よりも腸の働きがより活発になる昼に多く摂取することがポイントです。
食物繊維には、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類ありますが、不溶性食物繊維は水に溶けない食物繊維でセルロースなどが多く含まれるレタス、キャベツなどが代表的ナ食品で、水溶性食物繊維は、水に溶ける食物繊維で昆布やわかめなど低分子アルギン酸ナトリウムの多い海草類やリンゴなど熟した果実に多く含まれるペクチンを含みます。

食物繊維を多く摂りましょう!というとどうしても「サラダ」をたくさん食べるイメージがありますが、これでは、不溶性食物繊維は、水に溶けないため水分を多く摂らないと、便が硬くなってしまうのです。腹部の膨満感が強い人は、摂取する水分が不足しているからです。

最近、女性に人気のマクロビオティックの食事の場合、水溶性食物繊維が不足しがちで便秘を悪化させるケースもあるので注意が必要です。
『不溶性食物繊維:水溶性食物繊維」の理想的な比率は、2:1です。