加齢により腸内細菌は変化する 若返りにフローラの乳酸菌発酵エキス

私たちの腸の免疫機能は全身の免疫機能と大きく関係していますが、大腸と小腸では、免疫機能の役割が異なっています。では、大腸と小腸の老化によって免疫機能にどういう変化があるのかを見てみましょう。

まず、私たちの腸の中(おもに大腸)には、さまざまな種類の細菌が存在しています。これらは腸内細菌と呼ばれていて、個々の菌が集まって複雑な微生物の生態系を構築しています。簡単にいうと、さまざまな腸内細菌がお互いに影響し合って腸内に存在しているということです。そして、この生態系を腸内細菌叢、または腸内フローラと呼んでいます。

腸内フローラは、私たちの身体に対しさまざまな影響を与えます。病原菌の撃退や免疫の活性化、ビタミンの産生などは、人間の身体にとって良い影響を与えてくれます。しかし、一方では、老廃物を生み出したり、発ガン性物質の原因物質となったり、腸の病気に関与しているともいわれます。つまり、善玉菌と悪玉菌のバランスを保つことが、若くて健康な腸をサポートすることになります。

大腸の腸内細菌の構成は、食習慣や年齢などによってひとりひとり異なります。しかし、加齢によって腸内フローラの機能は低下します。これは、腸内細菌の微生物生態系に変化があらわれるということです。これによって、身体全体の免疫機能が低下するという事態も予測されます。

では、消化管の免疫の中枢と位置づけられている小腸の老化についてはどうでしょうか。少し難しくなりますが、消化管免疫(腸管免疫)の老化は、イコール腸管関連リンパ組織の老化となります。マウスでおこなった実験では、この腸管関連リンパ組織も加齢によって機能が低下することがわかっているそうです。全身のリンパ球の60パーセント以上が腸に集中しています。つまり、このリンパ球の集まりが腸の免疫をつかさどっているため、小腸の加齢も全身の免疫機能の低下に関係してくるのです。

加齢による腸の老化は、免疫に関連したさまざまな病気の要因になります。しかし、実年齢と腸年齢は一致するものではありません。

腸年齢には個人差がありますが、その差はどこから生まれるのでしょう?それには、食生活などのライフスタイルが大きく影響しています。実年齢ではなく、腸年齢で腸の健康が決まるのです。腸の状態がその人の健康を左右することを理解しておきましょう。

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大腸内視鏡検査で異常を見つける

腸を健康にする際に特におすすめしたいのが、大腸内視鏡検査です。大腸内視鏡検査は、比較的手軽に受けられるもののなかで、唯一、医師が直接腸の中を見ることができる検査でもあります。

これによって大腸がんやポリープ、炎症性腸疾患などの病気を早期発見することができます。もちろん、大腸がんの早期発見にも欠かせません。大腸がんは早期発見すれば、手術の方法も身体に負担がかからず、予後の状態もよく、生存率も高いがんなのです。

便秘や下痢、腹痛など消化器系の不調が続く場合には、がんなどの病気で起こる「器質性」のものと、特に原因のない「機能性」のものがあります。それは自己判断できませんので、もし心配であれば、まず大腸内視鏡検査がおすすめです。

たとえば、便秘の症状でやってきた20代の女性に大腸がんが見つかったケースもあります。また下痢と腹痛が続いて、ご本人は「ストレスからくるものだ」と思っていた40代の男性に大腸内視鏡検査を行ったところ、潰瘍性大腸炎が見つかる場合もあります。

消化器系の専門医は、たとえ腸の状態にこれといった不調がなく自覚症状のない方でも、40歳を過ぎたら1度は内視鏡検査を受けていただきたいと口を揃えます。

大腸内視鏡検査は、太さ11~13mm、長さ1.4 mほどの柔らかいチューブ状の器具の先端に超小型の高性能カメラ(電子スコープ)を肛門から大腸の内部、また状況によっては小腸まで挿入していきます。そして医師はモニターに映し出された大腸の内部をくまなくチェックしていくのです。

大腸内視鏡検査の利点は、まず医師が直接病変を観察できること、さらに必要によっては一部を採取して検査にまわすことができます。また検査のときに小さな早期がんやポリープがあった場合は、その場で根こそぎ取ってしまうこともできます。

つまり診断から治療までが可能な方法なのです。1度検査を受けて何も異常がなければ1年後にもう1回受け、その後は医師の指示にもよりますが、3年くらい間隔をあけても問題はないと思います。

新たなポリープができるまでには3年くらいの期間があると考えられているのがその理由です。大腸内視鏡検査を確実に行っていくことが最もリスクを低減できる方法です。

下痢は無理に止めないのが正解

下痢の原因は、ある意味便秘よりも多様です。それゆえに、下痢を止めるのが得策でない場合が多いことも大事な対処方法です。

まず小腸で起こる下痢は、主に食べ物を食べ過ぎたり、飲み過ぎたりしたときに起こります。腸粘膜の働きが弱くなり、腸の内容物から水分が吸収できなくなると、便の水分が増えて水様便といわれる状態になります。

またお腹を冷やしてしまったときも、腸粘膜の働きは弱くなるといわれています。しかし小腸で起こる下痢は、いずれも一時的なものが多いのですが、続く場合もあるのです。

次は、大腸ですが、下痢の原因は嬬動運動が活発になりすぎたり、粘液の分泌が多すぎたりするために起こり、腹痛を伴うことが多いのが特徴です。一方急性で起こる下痢のはとんどは、ウィルスが原因です。代表格は冬場に流行するノロウィルスです。胸のむかつきと嘔吐から水っぽい下痢が急に始まり、4~5日は続くのが一般的です。

さらに中には0-157のように細菌や毒素で起こる下痢もあります。ウィルスに比べ、病原性が強いので激しい症状が現れ、症状の大きな目安として血便がポイントになります。

また下痢・血便が長く続く場合には、潰瘍性大腸炎やクローン病を発症している可能性もあります。このように下痢は原因が多様なため、その原因を突き止めたうえでの治療が有効になります。ですから下痢になったからといってすぐに「下痢止め」を服用するのは、おすすめできません。

そもそも便そのものは、ある意味で老廃物なので、体内に溜めず外に出すべきなのです。特に0-157などは「下痢を完全に止めること=菌を体内に保有すること」になるため、下痢止めは禁忌なのです。

下痢止めが有効な場合もありますが、これは確実に診断のついた下痢型の過敏性腸症候群や、機能性下痢に限られます。ですから一度は大腸内視鏡検査を受けて、異常がないことを確認してから服用することが大切なのです。このような理由から、下痢止めはよはど困ったとき以外の使用は控えてください。

また下痢のときには、整腸剤、下痢止め、腸管運動抑制剤などを使用すると思いますが、この中で安全なのは整腸剤です。整腸剤は、腸内の善玉菌を増やし有害細菌の増殖を抑える作用があります。整腸剤を服用しても下痢が治まらない場合は、専門医の受診をおすすめします。

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おなら対策

出物腫れ物ところ嫌わず、の代表格の「おなら」。一体おならって何なのでしょうか?おならの正体は、実はその7割が「飲み込んだ空気″」です。そして2割が血液から腸管内に拡散したガス、残りの1割は腸内細菌が食べ物を分解した際に発生するガスです。

またおならの量は、食べ物や体調、消化液の量などにもより個人差がありますが、一般的には1日のおならの量は500~2000mlほど、回数は5〜20回程度です。

またおならの主成分は、飲み込んだ空気ですからその成分は、窒素、水素、炭酸ガス、酸素といった無臭のガスで、臭いはそんなにありません。おならの大部分は空気なのですが、これは炭酸飲料の摂取や早食いによる、口から飲み込む空気が原因です。お腹のガスは誰にでも存在するのです。

さらに臭いに関しては、肉やねぎ類などの硫黄の多い食べ物が体内で分解される際に発生するガスや、ストレスなどによって腸内に悪玉菌が増殖し、溜まったタンパク質の腐敗が原因です。

おならの臭いを抑えるためには、栄養バランスの取れた食事をよく噛んでゆっくりと摂り、腹八分目を心がけることが大切です。
そしておならと停滞腸と便秘の関係についていいますと、まず便秘の方は、腸に老廃物を溜め込んでいるわけですから、腸内に悪玉菌が増え、インドールやスカトールといった有害物質やガスが溜まった状態になります。その溜まったガスのために下腹がポッコリの状態になり、そのガスが溜まった分だけおならが頻繁に出るわけです。

また有害物質が腸に増えた悪玉菌に影響して、きつい臭いになってしまう傾向にあるのです。普通の人でもお腹のガスは毎日約2Lはど排出されます。しかしガスが溜まる症状が出ている人は、多い人ではガスの量が4Lにもなっているケースがあるのです。

もともとガスは臭いがそれはどありませんが、前述した理由により、ひどい停滞腸の人はど腐敗臭に似た臭いになってしまうのです。おなかに溜まったガスの逃げ場はおならとして出すしかなく、我慢すると身体によくありません。また我慢を繰り返していると日常的に腹部の膨満感に陥ります。

たかがおなら、されどおならという感じですが、便同様に自分のおならにも注意してみてください。そこには、早食い、食生活、便秘、悪玉菌の増加などなど、腸寿の敵とも呼びたい意外な情報がたくさん含まれているのです。

便秘が習慣化している人のうんちもおならも臭くなるのが一般的です。まずは、イサゴールで便秘を解消しましょう。

腸の運動について

腸の長さは全体で約7~9 mで、大きく分類すると小腸と大腸に分けられます。そのうち小腸は長さ6~7 m、主に栄養分の消化と吸収を行い、残った老廃物を大腸に送ります。

大腸は、消化管の最後尾に位置し、老廃物の水分を調整して便を作っています。この消化・吸収・排泄のプロセスで、腸は大きく分けて2つの運動を行います。ひとつは「分節運動」です。これは、小腸と大腸の両方で起こります。食べたものを運ぶしかんために、腸管が収縮と弛緩を繰り返して、食べ物の残りかすを撹拝する動きです。

そしてもうひとつは、「蠕動運動」と呼ばれる動きです。これは腸の内容物を肛門のほうに送り出す働きがあります。この「蠕動運動」の中でも、結腸全体、なかでも下行結腸からS状結腸にかけての強い収縮運動を「大蠕動」といいます。

この大蠕動は、1日3〜4回、食べ物や水分を摂ることをきっかけにおこります。この大蠕動は、特に朝に起こりやすく、朝食後に便意が起こりやすいのも、この大蠕動の動きのためです。

大蠕動は、自律神経(交感神経、副交感神経)や中枢とも連携している働きです。胃の中に食事や水分が入ると胃が刺激され、胃・結腸反射が起こった後に大嬬動が起こって、便が一気に直腸内に移動し、さらに便は肛門に向かって押し出され排泄されます。

しかしそれ以外にも、小腸と大腸に1億個もあるといわれる神経細胞が、大蠕動運動には深く関わっているのです。そのメカニズムは、腸管を内容物が通過すると、腸管の筋肉にある神経がこれを感知し、セロトニンという神経伝達物質を介して「腸管を動かせ」という命令を出します。つまりセロトニンによる連携が嬬動運動に繋がって、便を直腸まで動かし、排便を促すのです。

このように腸の動きは、交感神経、副交感神経、腸の神経細胞などの働きとも連動しています。身体的にも精神的にもストレスがあまりかからない状態では、これらの神経はバランスをとりながら働いていますが、強いストレスなどによってバランスが崩れると、腸の動きにも悪影響が出るのです。身体的ストレスとは、寒暖の変化、不規則な生活や食事など、精神的ストレスは、仕事や家族・人間関係などのプレッシャー、悩み、不安などがあげられますが、腸はこのようなストレスに敏感です。

便秘や下痢などで腸が正常に動いてない場合、身体や精神状態のバランスを見直す必要があります。腸の正常化を目指す方は、まず腸をきちんと動かすことを優先的にします。