今からおよそ数十年も前に、ペンシルベニア大学の研究者が、母乳中に腸内細菌の中でも、体に有効な作用を持つビフィズス菌を特別に増やす物質を発見し、「ビフィズス因子」と命名しました。
この物質がまさに「オリゴ糖」です。オリゴ糖は単糖が2~20個結合したものをいいます。

しょ糖や麦芽糖のように吸収されやすく、エネルギー源になるものもありますが、人間の消化酵素(消化を促す物質)では消化されないものもいくつかあります。これらは分解されることなく大腸まで達し、腸内細菌、なかでも善玉菌であるビフィズス菌の栄養となり、増殖させる作用があるため、腸の調子を整えるのに非常に有効です。

「プロパイオテイクス」という言葉がさかんに商品などのパッケージに印刷されています。腸の持つ免疫システムが科学的に明らかになると同時に、食品などで腸内の免疫環境を改善し、病気を防ぐということを目的にした商品です。

これまで挙げてきたどの食品もがプロパイオテイクスにとってプラスに働くといえますが、なかでもオリゴ糖と乳酸菌は、腸に到達して、善玉菌にダイレクトに働くという意味で、その代表ともいえます。

摂取の目安は最低1日3~5グラムで、朝、昼、夜と摂取毎食後に摂取すると効果的です。
果物や豆乳など、オリゴ糖の含まれている食品から摂取するほか、甘味料として市販されているものを利用してもいいでしょう。最近は、健康ブームで、液体で使いやいオリゴ糖がたくさん販売されています。
市販されているオリゴ糖には、フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、ダイズオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖などがありますが、どれを選んでも効果は、変わりません。オリゴ糖はスーパーやドラッグストアなどで人手できます。砂糖よりもカロリーが低いので、料理に使ってもいいでしょう。

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