オリーブオイルは、美容と健康の面で非常に注目されえていまますが、腸を動かす即効性にも優れています。
朝食には特におすすめです。オリーブオイルは便秘や停滞腸のほか、生活習慣病の予防にも有効であることが確認されていますが、近年、大腸がん予防の面からも注目を集めています。

また、最近、急増中の糖尿病にも一定の効果が確認されています。
糖尿病には、オリーブ油入りの野菜ミックスジュースが効果的

地中海地域に住む人は、大腸がんや乳がんの発症率が他国と比較して少ないという報告が寄せられています。
地中海の三大リゾート地の1つとして知られるスペインのマヨルカ島。人口70万人で、島で生まれた人は73% を占めます。人口の変動がほとんどないため、疫学調査の場所として最適だといわれています。このマヨルカ島では大腸がんが少ないことで知られています。
19822年から鮎年までの大腸がんの発症率を、同じ時期の日本人と比較すると、日本人よりもかなり低い発症率でした。
結腸がんについては日本人のほうが約2倍も高い数値が報告されました。1 265 章腸のリズムを整える食べ物&食べ方その後、スペインの研究者がマヨルカ島の人たちを対象に、専門的な方法で、食事の内容と大腸がんの関係について分析を行いました。

その結果、大腸がんのリスクとして、「赤身肉を食べる量が多いと結腸がん、直腸がんのリスクが高まる。直腸がんについては乳製品のとりすぎもリスクとなる」「大腸がん予防にはアブラナ科の野菜(カリフラワー、ブロッコリー、キャベツ、芽キャベツなど) がかかわつている可能性がある」というレポートをまとめました。

そこから、動物性脂肪やコレステロールが少ない地中海型食生活が大腸がんのリスクを下げていること、オリーブオイルは、大腸にのために悪さをせずに、メリットとして働いている可能性があることも報告されました。なお、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患、乳がんについても地中海地域では発症率が低いというデータがあります。
こうしたことからもオリーブオイルにますます期待が集められます。

研究途上ではありますが、オリーブオイルの成分そのものががんの予防として働いている可能性があります。それはオリーブオイルに豊富に含まれる抗酸化物質は、体内で強力な毒となる活性酸素をやっつける働きを持つ物質です。
活性酸素は肌のシミや老化のほか、がんや生活習慣病などさまざまな病気の引き金になります。オリーブオイルには抗酸化物質の代表であるポリフェノールが実に豊富に含まれているのです。

では、実際にオリーブオイルを摂取するには、どのくらいの量を飲めばいいのでしょうか?目安は15ccです。朝、腸を活性化させるために摂取するオリーブオイルの目安です。
オリーブオイルには熱処理など精製処理の加えられていない「バージン・オリーブオイル」と、精製処理をした「精製オリーブオイル」の2種類があります。

腸のために特にオススメするのは、バージン・オリーブオイルの中でも最も品質の高い「エキストラ・バージン・オリーブオイル」です。
酸化しにくく、味にも香りにも欠点がないオイルですから、生のままパンにつけたり、サラダに加えてとるとおいしく、あきません。
焼いたフランスパンにバターの代わりにエキストラ・バージン・オリーブオイルをつけて食べる方法は、簡便ですぐにでもはじめることができます。

肥満やコレステロールを気にしている方は、揚げ物の抽きを精製オリーブオイルに変えるなど、料理に使う油をオリーブオイルにしてもよいでしょう。

ちなみに地中海地方は、家で作るお菓子にもバターではなく、オリーブオイルが使用されているほどオリーブオイルを使っています。
ただし、オリーブオイルも脂質の一種なので、カロリーは高めです。多く摂取する場合はその分、ほかの食事量を減らすなどカロリーの調整も行います。

ダイエットの時にも油を味方にすると成功しやすくなります。