アロマテラピー 香りの中にも腸に効くものがある

2021年7月19日

アロマテラピー 香りの中にも腸に効くものがある ので紹介したいと思います。いい香りを嗅ぐととてもリラックスできます。アロマテラピーは、植物の芳香物質に含まれる薬効成分を抽出した精油(エッセンシャルオイル、アロマオイル)を鼻や皮膚から取り入れて、さまざまな症状を改善させたり、便秘を解消したりする方法です。

精油の芳香成分は、鼻から吸収され、香りを認識する嗅神経細胞から大脳の視床下部に送られます。
「アロマでリラックスできた」「気分が落ち着いた」「元気が出た」というのは、精油の有効成分が脳にダイレクトに作用した証拠です。

また、精油を鼻から吸収すると、有効成分が鼻から気管支→肺へと運搬され、血液中にとけ込みます。マッサージや塗布によって精油を皮膚につけると、表皮のバリアを通り抜け、皮下組織へと浸透し、毛細血管から血液に混ざって体内に吸収され、さまざまな効能を発揮します。

この中には、腸の働きをよくするものがあります。

  • シナモン・リーフ おなじみのシナモンの香りをややすっきりさせたような、甘く爽やかな香りがします。冬になるとヨーロッパでは、シナモン(スパイス)を暖かい飲み物に入れて楽しみます。飲み物に使用されているのは、主にシナモンの皮(バーク)を乾燥させたものですが、精油のシナモンリーフは葉の部分から取れます。
  • オレンジ・スィート  果皮に含まれる精油成分を搾って得られるため、とてもフレッシュで弾けるような甘いオレンジの香りが広がります。
  • カルダモン カルダモンは、インドやスリランカ原産で、ショウガ科の多年草の実からできた種子状のスパイスです。
    実が緑のうちにハサミを使って手摑みで収穫し、漂白処理をした後に乾燥させ市場へと出回ります。世界で最も古いスパイスと言われており、今現在も市場では高値で出回っていることから「スパイスの女王」とも呼ばれており、バニラなどと同様、高級なスパイスとされています。
  • ペパーミント 料理やお風呂で活用するだけでなく、葉から有効成分を抽出した精油(エッセンシャルオイル)としても活用されます。
  • タイム フレッシュな香りが強く、魚介類によく合うハーブです。加熱しても香りが飛びにくいため、オーブン料理にも向いています。
  • ラベンダー 地中海沿岸原産の常緑低木。ハーブの女王とも呼ばれ、癒しのフローラル系の香りが人気のハーブです。
  • ローズマリー 地中海沿岸地方が原産の常緑性低木です。ローズマリーは食用から化粧品まで幅広く利用されているハーブです。清々しい香りが特徴です。
  • バジル リラックス効果 バジルの香りは、心のバランスを整え、イライラや不安、憂鬱感に働きかけるといわれています。 バジルの香りは神経のバランスを整え、ストレスや不安などの神経の疲労に活力を与えて、心の不調を取り除くといわれています。

などです。好みの香りの精油を選べば効果も期待できるでしょう。

平日の夜や週末など、ゆっくり時間を過ごしたいときに是非試してみましょう。

アロマグッズはこちらで紹介されている「 アロマ一覧 」を参考にされるといいでしょう。安眠のためのアロマとして紹介されていますが寝室などに置くと安眠できます。

腸ストレスをリセットする食習慣 と合わせて香りも活用するとより効果的です。