排便は回数よりも内容重視、スムーズな排便が目標
排便は回数よりも内容重視、スムーズな排便が目標 排便は自分が スッキリ したと感じる時にスムーズな排便ができているものです。まぁまぁいつもどおりの排便でもスッキリしたと感じない場合はいわゆる 「 便秘 」 の状態であることもあります。
ともかく、数日間にわたって排便がなく、そのうえ便が硬くて出すときに苦痛を感じるという状態が 「 便秘 」 ということになります。便秘の解釈は個人個人違う場合が多いです。 「 3 日出なくても 4日 目に出ればよし 」としている人もいれば、 1 日出なかっただけの他人から見れば快便でも自分の体的には便秘だとストレスになる人もいます。
ちなみに 「 便が硬い 」 というのは曖昧な表現ですが、厳密に言うと、便が含んでいる水分が 7 割以下になった状態のことを言います。
要するに、排便の回数だけで便秘かどうか判断するべきでほない、ということです。回数や量というのは、食事の量や質によっても違ってくるものです。あまり食事をしなければ、排便が2 ~ 3 日に 1 回ぐらいのペースになることもあるわけですが、こういう場合、医学的には便秘とは呼びません。
判断材料として重要なのは、むしろ便の硬さや排便時に苦痛があるかどうかという点です。たとえ 3 日に 1 回の排便でも、まったく苦痛がなく、便の硬さもふつうであれば、医学的な意味では便秘ということにはなりません。
反対に、毎日きちんと排便があっても、硬くて出すのに苦労するという場合は、医学的には便秘だということになるわけです。
ただし、医学的に厳密な意味で便秘とはいえなくても、規則正しく排便がないというのは、やはり健康な状態とはいえません。
たとえば、毎日ふつうに朝、昼、夜の 3 度の食事をしているのに、排便が 3 日に 1 回しかないのであれば、 「 入る 」 ばかりで 「 出る 」 はうが少ないので、お腹が苦しくなります。
便秘を 「 毎日規則的に排便がない 」 という程度が 「 便秘 」なのです。
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